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【緊張が苦手?】良い緊張と悪い緊張から考える「緊張」の対処法

あなたは「緊張」をする方ですか?

 

多くの人が大事な場面で「緊張する」という経験をしていると思います。

 

また、

緊張して上手くいかなかった…

という事もよくあるのではないでしょうか。

 

今回はみんなが悩む「緊張」というテーマについて考えたいと思います。

 

私は仕事で学生と話す機会があるのですが、学生からの質問で

 

緊張してしまうので、緊張しないためにはどうすれば良いでしょうか…?


という質問をされることが良くあります。

 

気持ちでは緊張しないようにしていても、実際に緊張を意識して止めるのは難しいですよね。

 

ただこの「緊張」という現象ですが、私自身「良い緊張」と「悪い緊張」があると思っています。

 

また「緊張してしまう」という事にどう向き合えばいいかという点についても解説してみたいと思います。

 

「緊張」も上手く受け入れて、良いパフォーマンスが出せるように考えていきましょう。

 

緊張している状態とは

まず、緊張とはどういう事なのかを調べてみました。

 

緊張(きんちょう)とは、体や心が張り詰めた状態にあること。

引用元 : ウィキペディアより

 

凄いシンプルな説明です!!(笑)

 

ただ、「緊張」という状態について、とても的を得ている解説だと思います。

 

周りの環境などにより心が張り詰めた結果、体にもその状態が出てきます。

 

皆さんも「緊張」した結果、

◇足が震える

◇手に汗をかく

◇声が上手く出ない

といった経験があるのではないでしょうか。

 

言い換えるならプレッシャーのかかる環境において、心が正しく反応している状態なのかもしれません。

 

なぜ緊張してしまうのか

なぜ人が緊張するのかという事について考えてみたいと思います。

 

緊張してしまう理由として大きく分けて

①準備不足により不安で緊張してしまう

②頑張って努力してきた結果、本番を迎えることによる武者震いのような緊張

といった二つに分かれるのではないかと思います。

 

以前、脳科学の先生の講演を聞きに行ったことがあります。

 

その時座った座席が一番前という場所になり、先生が目の前にいて様子を見れる状況となっていました。

 

脳科学の先生が講演を始める前に、講師の机の上にあった水を飲もうとしてコップを持ったのですが、

 

手がものすごく震えていました。

 

こば
こば
脳科学の先生でも緊張するんだ?!


という事にとても驚きました。


ちなみにその状態で始まった講演はとても素晴らしい内容でした。

 

おそらく講師の方の緊張は「しっかり準備をした良い緊張」であったのだと思います。

 

では、具体的に「悪い緊張」と「良い緊張」について解説していきます。

 

準備不足による「悪い緊張」

まず「準備不足により不安で緊張する」という緊張について考えていきます。

 

この緊張が発動してしまうと、おそらく結果は上手くいかないことの方が多いのではないでしょうか。

 

その理由として、

もっとしっかりやっておけばよかった…もっとできたはず…


ということが自分自身で分かっている点があると思います。

 

ちょっと手を抜いたりして本番を迎えた時に、とても後悔するパターンです。

 

これはしっかり準備ができていれば自分自身でコントロールできた緊張ではないかなと思います。

 

事前の準備は自分でいくらでも対応できる範囲なので、緊張しないためにもしっかりやっておく事が重要です。

 

努力の積み重ねによる「良い緊張」

もう一つの緊張として、

 

「頑張って努力してきて、本番を迎えたことによる武者震いに近い緊張」

 

について考えてみます。

 

結論として、これはとても良い緊張だと思います。

 

これまで一生懸命準備してきたことにより、自分に対する自信も出てきている表れでもあります。

 

なので、こうした緊張感を感じるということはとても良い状態になります。

 

良い緊張については抑え込もうとせずにどんどん緊張したほうがいいと私は考えています。

 

なぜなら、こうした緊張感があると自分でも納得できるパフォーマンスが出せる事が多いからです。

 

あまり緊張しすぎてガチガチになってしまうのは困りますが、おそらく良い結果となる事がほとんどだと思います。

 

それでも緊張を和らげる方法としてオススメなのが、

◇手で口を覆って自分の呼吸を吸う

◇両手の指を1本ずつ合わせてみる

◇笑顔で周りの人と会話をする

という行動がオススメです。

 

自分の呼吸を吸う事によって、二酸化炭素を多く取りいれて落ち着くという効果があります。

(過呼吸の時の対処法と同じです)

 

また、両手の指を合わせるというポーズはスティーブジョブズなど有名なかたもよくしている行動です。

 

心理的に落ち着くという効果があります。

 

そして一番オススメなのが、周りの人と笑顔で話す事です。

 

緊張してしまうと「声」が出なかったり震えたりする症状が出てきます。

 

それらを防止するという点でも、人と話すことで「声」を積極的に出して気持ちの面で落ち着かせていきます。

 

こういった対処法を使って「良い緊張」の中で自分がしっかりパフォーマンスを出せるように工夫していきましょう。

 

だんだん緊張しなくなる理由

たまに「あまり緊張しない」という人もいるかと思います。

 

これはその人の個人差ということもあるかもしれませんが、その環境に慣れてきたということも理由としてあるかもしれません。

 

例えば、毎日テレビでニュースを伝えているテレビ局のアナウンサーをイメージして下さい

 

スラスラと話す姿は、全く緊張していないように感じます。

もしこれが「自分がカメラの前で話して全国に放送される」と考えたら

 

緊張して言葉が出なくなってしまうのではないでしょうか?

 

でも、緊張していないように見えるアナウンサーも、恐らく初めてテレビに出た時はとても緊張していたはずです。

 

それを毎日繰り返すことによって、呼吸をするように慣れてきてだんだん緊張のしなくなってくるという事はあると思います。

 

皆さんも「初めて職場に出社した時」や「初めて部活の初日の練習に行った時」などはとても緊張したのではないのでしょうか?

 

それもだんだんと慣れてくると、次第に緊張しなくなるというのが割と普通なのです。

 

緊張しなくなったら次のステージへ

緊張して来なくなってきたということは

 

次のステージに上がる時期が来た

 

のではないかと思います。

 

緊張しなくなってきたのは、成長の現れです

 

良い緊張感を感じながらチャレンジしている状況が一番成長出来る状態なので、慣れてきたのなら更なる環境に挑戦してみましょう。

 

自分が緊張するようなちょっと高いハードルを作っていく事が、成長していく近道です。

 

まずは「緊張しなくなった自分」を褒めて、ちょっと勇気を出して次の成長に向けて動いていきましょう。

 

緊張の対処法 まとめ

今回は「緊張」について解説してみました。

 

緊張には

①準備不足による「悪い緊張」

②しっかり準備してきた「良い緊張」

の2つがあります。

 

まずは準備をしっかりと行い、「良い緊張」が出るように心がけましょう。

 

そして、環境に慣れてくると緊張しなくなってきます。

 

それは自分自身の成長の現れですので、

ポイント

頑張ってきた自分をほめて、新しいステージへチャレンジをしていく

という行動をしていきましょう。

 

緊張は自分が成長する場面に立っている証でもあります。

 

緊張と向き合いながら、成長していきましょう。

 

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