子育て世代は何かとお金がかかるもの。
将来や老後のお金が心配だったり、不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
私も「老後資金は2000万円必要」というニュースを見て、とても不安に思う時期もありました。
子育て世代が特に心配になるお金といえば
ポイント
◇子供の教育資金
◇自分たちの老後資金
になるのではないでしょうか。
ただ、これらについては難しそうで良く分からないんですよね…
そんな中で自分が色々と勉強して実践してきて、
と思う物がいくつかありましたので、同じ子育て世代の方にも分かるように説明していきたいと思います。
ただ、漠然とお金にばかり意識が向いてしまうと、毎日が楽しくなくなってきてしまいます。
今しかない家族との時間を大切にし、将来「思い出」というかけがえのない物を持って老後を過ごす方が大切だと私は思います。
それでも、お金に関する知識を持って、資産形成を考える事は大切です。
今回は私が実際に行った「節約」や「貯蓄」について、本当に良かったと感じた物を紹介していきます。
どの家庭でも実践できる事ですので、是非参考にしてみて下さい。
目次
貯蓄・資産形成をしていく順番
貯蓄や資産形成をしていく上で、何からやっていくかの順番はとても大切です。
いきなり投資信託を始めたり、ひたすら貯金をしていっても、どれぐらいやれば良いかがわからずに将来が見えてきません。
そこで、まずは「取り掛かる順番」という点について解説していきます。
貯蓄・資産形成をしていく順番としては
ポイント
①支出の見直し
②生存貯金(最低限生活していける貯金)
③iDeCo(確定拠出年金)
④積み立てNISA
⑤生命保険・年金保険など
がオススメです。
そして、これらの内容を「無理のない範囲」でやっていくという事が大切です。
将来のためにお金を貯めていく事は大切ですが、節約しすぎて家族との旅行などが出来なくなってしまっては意味がありません。
貯蓄をしながらも、「家族との旅行は年に一回する」「自分の趣味は月〇〇円までOK」など、生きがいになるお金の使い方も考えましょう。
お金は入り口(いくら入ったか)よりも、出口(どんな事に使ったか)が大切です
自分が「幸せ」や「豊かさ」を感じられるお金の使い方を前提に、貯蓄や資産形成をしていきましょう。
では、具体的にやっていく内容について解説していきます。
①まずは無駄な支出や出費を見直そう
最初に行う事は、使っているお金(支出)の無駄を見直す事です。
その前に前提として、お金の使い方については個人の自由です。
自分にとって生きがいとなっている支出であれば、無理に減らす事はありません。
ただ、しっかり見直してみると以外と節約できる物があります。
特に見直しによる節約効果が大きいと感じた物について、2つ紹介したいと思います。
人間の「面倒くさい」という心理で無意識に続いてしまっている物ですので、当てはまっていたら見直しをオススメします。
①生命保険の見直し
よくあるパターンとして、
というパターンが結構多いです。
生命保険などは「お守り」であるため、決して無駄ではありません。
(後ほど生命保険についても解説します)
ただ、保険を掛けすぎているというパターンが多く見られます。
結婚や出産など、ライフプランによって保険は見直していく物ですが、入った時のままという方も多いです。
年間何十万円という保険料になっているのであれば内容を見直してみるのはオススメです。
ネット系や県民共済など、保障は同じでも掛け金を抑える方法もありますので、一度調べてみましょう。
②携帯電話料金の見直し
最近では大手キャリアも格安の携帯料金プランが出るようになりました。
私はかなり早い段階から「格安sim」と呼ばれる安い携帯プランに切り替えましたが、支出を減らす効果はとても大きなものでした。
もちろん、デメリットとして「ネット速度が遅い」という点がありました。
ただ、速度が遅いからといって使えない訳ではないですし、それ以上に携帯料金が下がる恩恵の方が大きいです。
おそらくほとんどの人が
という理由ではないでしょうか。
手続きなどは確かに面倒ですが、それ以上の効果はとても大きいです。
通信費などの固定費の見直しを是非やってみましょう。
キャンペーンLP ※期間中限定
(定期的にやっているキャンペーンを狙うのもオススメです)
その他にも、ちょっとした事の積み重ねで毎月の支出は大きく変わります。
まずは支出の見直しをしていきましょう。
②生活に必要な貯金(生存貯金)をする
災害や感染症の拡大など、今の収入(仕事)が突然断たれる可能性も少なからずあります。
何かあっても生活を維持できる貯金(生存していくための貯金)は必ず確保しましょう。
必要な貯蓄の目安としては、生活費の3~6ヶ月分になります。
貯金をしていく上で大切な事は
ポイント
収入 - 貯金 - 生活費 → 余った分をお小遣い
という考え方です。
よくやってしまう間違いとして、生活費やお小遣いなどを引いた後で余った分を貯金するという方法です。
これだとついお金があると思って無駄遣いをしてしまい、貯金がたまりません。
と決めてしまえば、あとは残ったお金で自然とやりくりしていけるようになります。
まずは生活費の3~6ヶ月の貯蓄を目指してみましょう。
③iDeCoや企業型確定拠出年金をやる
老後のための資産形成に関しては、iDeCoや企業型確定拠出年金がオススメです。
何よりも「非課税」というメリットが本当に大きいので、使わない手は無いというぐらいな制度です。
企業型確定拠出年金については、導入しているかどうかは企業次第です。
もし自分の勤めている会社で企業型確定拠出年金の制度が無かったとしても、個人でiDeCoに加入する事ができます。
こうした確定拠出年金の特徴としては
ポイント
60歳まで積み立てた掛け金を引き出せない
という点です。
引き出せないという点で抵抗を感じてしまうかもしれませんが、逆に
という気持ちでとらえるのがオススメです。
確定拠出年金は、長期運用で複利効果による運用益の増加があります。
国が税制優遇をしている確定拠出年金を活用していきましょう。
④積み立てNISAでコツコツ運用する
確定拠出年金で老後資金を貯めていき、まだもう少し余裕があるようなら、積み立てNISAもオススメです。
この積み立てNISAについても、運用益が20年間非課税というメリットがあります。
毎月定額をコツコツ貯めるという点ではiDeCoなど確定拠出年金に似ていますが、
ポイント
◇いつでも引き出せる
◇所得控除(年末調整などでの還付)は無い
という点が大きな違いになります。
世界情勢や景気などによって、掛け金が元本割れするリスクももちろんあります。
なので、私は積み立てNISAを
子供の大学など教育資金として貯蓄
していく事にしました。
積み立てNISAも長期運用で複利効果による運用益の増加がポイントになります。
ある程度時間を掛けて積み立てていき、必要な時に引き出していけると大きなメリットがあると思います。
余裕のある範囲ぐらいが丁度良いと思うので、貯蓄の一部をこうした運用にしていく事も検討しましょう。
⑤生命保険など、万が一に備える
生活に必要な貯金でもお伝えしましたが、病気やケガなど急に収入(仕事)が無くなってしまう事もあるかもしれません。
そういった不足の事態に備えて「保険」に加入する事は、リスクを避けるという点でも有効な手段です。
ただ、多くの方が
と悩まれているのではないでしょうか。
もちろん、家計に無理の無い範囲とはなりますが、私が勧める一つの判断としては
ポイント
年末調整の保険料控除が受けられる範囲
が分かりやすくて良いかと思います。
仮に今から加入をするとなると「新制度」の生命保険に該当してきます。
年末調整の保険料控除を限度額まで受けるパターンとして
◇生命保険
◇個人年金保険
◇介護保険
がそれぞれおおよそ年間8万円の支払額が目安となります。
ただ、あまり必要の無い範囲の保険に加入しても意味がないので、自分のライフプランに合った保険を調べてみましょう。
年末調整の保険料控除は満額まで必要無く、とにかく安く抑える方法としては①でも紹介しましたが
ポイント
◇ネット系の生命保険
◇県民共済
などは保険料金を抑える事ができてオススメです。
まずはこういった保険も検討してみましょう。
オススメの貯蓄・資産形成まとめ
今回は貯蓄・資産形成について紹介しました。
もう一度貯蓄・資産形成をしていく順番をまとめると
ポイント
①支出の見直し
②生存貯金(最低限生活していける貯金)
③iDeCo(確定拠出年金)
④積み立てNISA
⑤生命保険・年金保険など
といった流れがオススメです。
結婚や出産、子育てなどライフスタイルの変化によって、適切な貯蓄や資産形成は変化していきます。
その時の自分に合った方法をこまめにまとめていきましょう。
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