子供から大人まで人気の自転車。
そんな自転車の中に、タイヤが太い「ファットバイク」という種類があるのをご存じですか?
マウンテンバイクのタイヤをより太くした「ファットバイク」は見た目のカッコ良さに加えて、雪道などの悪路も走行する事が可能です。
今回はそんなファットバイクの魅力とカスタマイズについてご紹介します。
目次
ファットバイクとは
極太のタイヤが特徴のファットバイクは、北米の寒冷地で開発されました。
タイヤの幅は4インチ前後で、雪道や段差など悪路を走破する事が可能です。
マウンテンバイクとの違いはサスペンションが無い事で、タイヤの空気圧によって路面からの衝撃が吸収されます。
価格は数十万円するモデルから、最近では2万円程度の物がホームセンターでも見かけるようになりました。
ただ、あまりにも安価な物は「ファットバイクルック車」と呼ばれていて、フレームやパーツなどアグレッシブな使用については不安が残ります。
ポイント
街乗りだけでなく、悪路も乗ってみたいならば少し良いモデルがオススメ
ブレーキに関しても多くのファットバイクでは「ディスクブレーキ」というよりブレーキの利きやすい物が使われています。
しかし、安価なタイプには通常の自転車と同じ「リムブレーキ」が使われる事があり、車両の重さのあるファットバイクでは少し心配です。
自分の使うスタイルを考えてモデルを選んでいきましょう。
実際に購入したファットバイク
では今回私が実際に購入したファットバイクをご紹介します。
「BRONX]というメーカーの24インチタイプのファットバイクです。
ファットバイクは男らしさが強い「ブラック」のカラーが多いのですが、POPな感じの「ホワイト」を見つけて一目ぼれしました。
タイヤサイズも26インチが多い中、今回のファットバイクは「24インチ」になります。
ちなみに私の身長は175センチですが、
と感じています。
24インチでもタイヤの迫力が凄くて、26インチだったらDIYした自転車置き場に入らなかったかもしれません。
今回インターネットで購入したので試乗出来ずに心配でしたが、配送も問題なく安心しました。
(梱包のダンボールを片付けるのは大変でしたが…)
近所の人に見かけられると皆さん驚いて声をかけられますし、子供達からは「スゴイ!」と好評な自転車です。
ファットバイクに実際に乗ってみた感想
ファットバイクに実際に乗ってみて感じたメリット・デメリットについて紹介します。
普通の自転車とは違う事は承知で買っているのですが、いくつか気付きがありました。
まずメリットですが
◇漕ぎ出しが軽くてスムーズ
◇ちょっとした雪道などは問題なく走れる
◇タイヤの空気圧が独特の浮遊感で楽しい
◇デザインがカッコ良くて周りから好評
という事があります。
特に、漕ぎ出しが意外と軽いのは驚きました。
サスペンションではなく空気圧で衝撃を吸収するのですが、独特のフワフワする感じがとても楽しいです。
ちなみに走行性を重視するなら空気圧は高めに、クッション性重視であれば空気圧を低くすることで調整ができます。
では次にデメリットについてですが
◇車両の重さがあるので登り坂は疲れる
◇タイヤが太いので、通常の駐輪場では停められない事も
◇自転車置き場で場所を取ってしまう
という点があります。
特に車両の重さは覚悟していましたが、ちょっと長距離移動には疲れてしまう感じです。
また、駐輪スペースもある程度必要なので、購入前にはチェックしておきましょう。
ファットバイクのカスタム
ファットバイクは色々なパーツを取り付けてカスタムする事ができます。
今回は走行中の泥はねを防止するために「泥除け」を取り付けました。
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タイヤの幅に合わせた専用の泥除けになります。
ファットバイクのタイヤの4インチ前後のフェンダーはホームセンターにあまり売っていないので、ネットでの購入が早いかと思います。
リアタイヤ用のフェンダーもあります。
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見た目もそれほど気にならないのでとても気に入っていますが、固定がサドルの棒に固定しているだけなので
という事がよく起こります。
乗り降りの時に足が当たりやすいので、その点だけ注意が必要です。
ファットバイクの魅力まとめ
今回は念願であった「ファットバイク」について紹介しました。
長距離にはあまり向いていませんが、近場やちょっとした悪路を走るのにはとても最高の自転車です。
太いタイヤから伝わる独特の浮遊感も気持ちいいので、自転車に乗るのが楽しみになりました。
自転車の「自分で漕いで進む感覚」はストレス解消にもとても良いと言われていますので、サイクリングは本当にオススメです。
太いタイヤがカッコいい「ファットバイク」、是非体感してみて下さい。
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