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【スプレー塗装剥がし】20年前のスプレー塗装も「はがし液」で簡単に落とせました

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DIYにおいて「塗装」をして自分好みの作品にする事は多くあります。

今回はそんな塗装を「落とす」という方法について解説していきます。

失敗してしまった塗装は落とす(剥がす)事も可能です

今回落とした塗装は、簡単に綺麗に色を塗る事ができる「スプレー塗装」。

塗った後で思っていたような色ではなかったり、塗る場所が違ってしまう事もあるかと思います。

そんな塗ってしまった後のスプレー塗装を剥がす方法を紹介します。

実際に塗装剥がしをした物はこちらです。

本来は木目の綺麗なギターだったのですが、高校生の頃に個性を出そうとして黄色く塗装をしました。。。

黄色い塗装の上に黒い模様を入れて、ピックガードと呼ばれる部分はメタリックグリーンで塗装しています。

20年前にスプレー塗装をしたのですが、確かスプレーの種類はホームセンターに打っている水性のラッカースプレーだったと記憶しています。

塗った後にあんまり気に入らなくて、押し入れの中に20年間放置されていました。

では20年前に塗装したスプレー塗装を、実際にどのように剥がしていったかを紹介していきます。

①塗装を剥がす部分を綺麗にする

まず始めに、塗装を剥がす部分についているパーツを外して、塗装された面を綺麗にしていきます。

20年分のホコリが媚びり付いていたので、濡れたタオルなどで拭き取っていきました。

今回は「はがし液」を使用するので、外せるパーツは全て外しておいた方が作業が楽になります。

②はがし液をハケで塗っていく

今回使用したはがし液はこちらになります。

アサヒペンがだしている、「塗装はがし液」です。

ホームセンターで色々とはがし液が売っていましたが、こちらのはがし液はジェル状になっていて塗装を絡め取っていくタイプの物になります。

ギターのボディへのダメージが少しでも少なければと思い、ジェル状の物を選びました。

このはがし液の特徴として、

ポイント

◇はがした塗膜は水で洗い流すことができ、処理が簡単

◇手についてもピリピリせず、人体にも安全

◇塩素系はがし剤のような、環境基本法・水質汚濁防止法・水道法等による規制がない

といった事が記載されていますので、初心者でも安心して使用できそうです。

参考:アサヒペンHP https://www.asahipen.jp/products/view/12463

この「塗装はがし液」はハケで塗装箇所を塗っていくので、刷毛なども用意します。

刷毛(ハケ)については、100円ショップに売っている物でも十分です。

このジェルはハケや容器に着くとなかなか取れないので、使い捨てな物を使うと後々楽だど感じました。

液を入れる容器も使い捨てできる安い物で十分です。

念のためニトリル手袋をして作業しました。

刷毛で塗装を落としたい場所に塗っていきます。

30秒ほどすると、スプレー塗装した部分が浮かびあがってきました。

③浮かび上がった塗装をヘラで取っていく

浮かび上がった塗装はこんな感じです。

今回は30秒ほどで浮かび上がってきましたが、塗装箇所の状況によっては数分放置の記載もありました。

浮かびあがった塗装をヘラで取っていきます。

「ぬるぬる」って感じで塗装が簡単に剥がれていきます。

作業していて気づいたのは、この剥がれてヘラに付いた塗装を拭き取る物が必要です。

慌ててキッチンへ行って「キッチンペーパー」を持ってきて、ヘラに付いた剥がれた塗装を取りながら作業をしました。

要らないタオルなどがあれば、それを使っても良いかもしれません。

一回で全て取れるかというとそうでもなくて、ヘラではがし液を取った場所はすぐに乾いてきて、残った塗装が再び付着していきます。

なので、

ポイント

何回も「はがし液」を塗ってはヘラで取っていく

という作業が必要です。

ただ、はがし液で剥がれる部分はラッカー塗装した部分のみであって、元々の塗装に影響はありませんでした。

ギターのボディもここまでキレイになりました。

本来の木目が完全に復活し、元々あったクリアのコーティングには影響ありませんでした。

最後の方はヘラで取るというより、はがし液をポイントで垂らして拭き取っていきました。

塗装はがし まとめ

今回は20年前のスプレー塗装剥がしに挑戦しましたが、想像以上に上手く剥がす事ができました。

ダメ元で失敗しても仕方無いかと思っていましたが、「はがし液」を使えば簡単にスプレー塗装は落とす事ができます。

実際にやってみて、細かい部分などは何度もはがし液を塗る必要があったので、ある程度ははがし液の量が必要になります。

あらかじめ多めに「はがし液」を用意して、ケチらずに使っていく事がポイントでした。

塗装剥がしは諦めずに「はがし液」で是非挑戦してみて下さい。

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