パソコンで仕事が早い人はどういうスキルを持っていると思いますか?
専門知識などもそうですが、実は「タイピングスピード」という基本的な事がとても大切です。
パソコンでの作業はキーボードを何度も打ち込むので、タイピングスピードが上がると仕事効率も一気にアップします。
ただ、普通の人はタイピングスピードにあまり気を配らずに、そこまで意識していないのが現状です。
例えば書類を作成する場合に、30分で1000文字打つ人と30分で2000文字打てる人では、作業時間に2倍の差が出ます。
上司の立場でしたら、急いでいる時にどちらに仕事を頼みますか?
あまり注目されない「タイピングスピード」ですが、実は生産性を上げる重要なスキルです。
今回はそんな「タイピングスピード」をあげるための練習方法やコツについて紹介していきます。
目次
タイピング速度を上げるコツ① ホームポジション
タイピングスピードを上げる基本として、「ホームポジション」があります。
ホームポジションはキーボードに置く手の位置の事で、身に付けるとキーボードを見ないで位置を把握する事ができます。
よくキーボードを見ながら打っている人を見かけますが、キーボードではなく画面を見た方が入力ミスに気付きやすくなります。
では、キーボードを見ないでタイピングをするためにどうすれば良いかというと
ポイント
右手人差し指を「J」、左手人差し指を「F]に置きます
パソコンのキーボードを触ってみると、「J」と「F]の位置に突起があるかと思います。
この突起に両手の人差し指を置くことを「ホームポジション」と言います。
そして、このホームポジションに手を置いた状態から入力をしていく事で、キーボードを見ないでタイピングが出来るようになってきます。
コツとしては、最初は入力ミスを連発してもキーボードを極力見ないように意識する事です。
最初はとにかくミスを連発してしまいますが、何度もやっているうちに少しずつブラインドタッチが身に付いていきます。
基本となる「ホームポジション」は、無意識に出来るように意識しましょう。
タイピング速度を上げるコツ② 意識して「早く打つ」
ホームポジションが出来るようになったら、次は「早く打つ」という意識を持ちましょう。
意外とこれを意識しないため、タイピングスピードが遅いままの人が沢山います。
タイピングスピードを周りから見られるという事がないため、つい自分のペースでキーボード入力をしてしまいます。
という事を思ってしまう気持ちはよく分かりますが、タイピング速度は意識が特に重要です。
早く走るために「早く走るように意識する」のと同じように、タイピングも「早く打つ」という意識が重要です。
ただ、普段の会社での事務作業ではそういった意識はなかなか持てないこともあるので、「タイピング練習サイト」などで練習するのがオススメです。
ゲーム感覚でタイピングを練習することができ、間違えた場所などを丁寧に教えてくれるサイトもあります。
自分の苦手が分かると改善がしやすくなるので、こういったサイトも是非活用していきましょう。
タイピング速度を上げるコツ③ タイピングする機会を増やす
意識して早く打つ事ができるようになってきたら、次はタイピングする機会を増やしていきます。
タイピングスピードを上げるためには、とにかく「数」が重要になります。
ホームポジションが身に付いたら、後は早く打つ事を意識しながら沢山タイピングをしましょう。
ただ、仕事などでもあまりPCを使う機会が少ないという方もいるかと思います。
そんな時にオススメなのが
◇プライベートでもパソコンを使ってみる
◇ライティングなどの記事作成の仕事をしてみる
◇SNSでもキーボードを使ってみる
という事がオススメです。
まず、プライベートでもExcelなどを使ってパソコンに触れる機会を作ってみましょう。
簡単な家計簿(収支表)や子供のお小遣い帳などを作ってみると、Excelの使い方も学べてメリットがあります。
家族の資産管理など、パソコンで管理した方が便利な物が無いか探してみましょう。
次に、ライティングなどの仕事を請け負ってみるというやり方もあります。
ランサーズやクラウドワークスといったサイトではライティングの仕事の依頼を受ける事ができます。
ライティングの仕事をしながらタイピングの練習にもなって一石二鳥ですので、時間に余裕があればチャレンジしてみるのはオススメです。
また、普段スマホで入力しているSNSやブログなども、キーボードを使ってみましょう。
今はBluetoothでスマホと簡単に連動できるキーボードがありますので、こうした物を使ってキーボードに触れる機会を増やすことができます。
キーボード入力の指の動きを身に付けるためには数をこなすことが重要ですので、キーボードに触れる機会を増やしていきましょう。
タイピング速度を上げるコツ③ 同じキーボードを使う
パソコンのキーボードは同じ配列であっても、メーカーなどによって若干配置やキーの間隔が違います。
と感じたりするのは、こうしたキーボードの若干の違いが影響している事があります。
可能であれば同じキーボードで統一するのがベストですが、難しければなるべく似たキーボードを使いましょう。
先ほども紹介しましたが、今は外付けのキーボードが沢山出ています。
USBに差し込む無線タイプであればどのパソコンでも使う事が出来るので、こうした物を活用するのも一つの方法です。
タイピング速度向上のコツ まとめ
今回はパソコン作業の生産性を上げるのに効果的な「タイピングスピード」について解説しました。
タイピング速度向上のコツをまとめると
◇ホームポジションを覚える
◇「早く打つ」を意識する
◇キーボードに触れる機会をふやす
といった点になります。
そして、早く打てるようになってきたら、「正確性」も意識しましょう。
タイピングでは「ミス」をしてしまうと直す時間がかかってしまいます。
そのため、ミスが減る事がタイピングの生産性を上げるポイントになります。
タイピング速度を上げながら正確性も上げていき、仕事効率をアップしていきましょう。
-
合格のコツ!「資格取得」のための7つの超効率勉強法
続きを見る