皆さんは何か資格取得へ向けて勉強したりしていますか?
私は20代の中頃に資格取得を目指し、半年に一つのペースで資格を取っていくという生活を3年ほどやっていました。
なぜ資格取得へ向けて勉強しようかと思ったかというと、
「それほど良い学歴も無いし、このままでは社会人として生き残っていけないかも…」
という不安が、社会に出てからとても持っていたからです。
このままではマズイと思い、資格取得へ向けて取り組み始めた頃は、学生以来の勉強に苦痛を感じる事がとても多かったです。
さらに、勉強しても中々頭に入ってこなくて心が折れそうに…
そんな私でも続けていくうちに「資格取得のために効率よく勉強する方法」を見つけ出す事ができ、資格取得を達成する事ができました。
今回は私が実践した勉強法について紹介します。
目次
勉強は「まずは継続」が大事!!
当たり前の事を言ってしまうのですが、まず資格取得の勉強では
とにかく継続して、ほぼ毎日勉強する時間を作る
ということがとても大切です。
一番初めに苦労するのが、「勉強するということに対する苦痛」です。
それまで全く勉強していなかった日々から急に勉強を始めても、「なかなか体と頭が付いてこない」というのが現状です。
それを打開するにはどうするかというところでは、やはりとにかく継続して続けて習慣化させるということが大切になります。
挫折しない!!継続力を高める3つのコツ
勉強に限らず、スポーツの世界などでも活躍している人の多くは「地道にコツコツ積み重ねる」という努力の上で成功をつかみ取っています。
と誰もが思いますが、何もせずに結果を出す事はほぼ不可能です。
では、「継続して勉強していくためには何をすれば良いか」を考えたいと思います。
資格取得に必要な時間を調べる
まずはじめに確認をするのが、その資格を取るのにおおよそ何時間ぐらい勉強すればいいのかを調べます。
今はインターネットで資格取得に関する勉強法やおおよその学習時間などの情報がたくさん出ています。
いくつかのサイトを確認し、その資格に必要な勉強時間を把握して、
1日何時間勉強すれば、どのくらいの期間で資格取得が見えてくるのか
という事をまずは調べましょう。
そうすることによって、資格取得へ向けて普段の生活に無理のない勉強ができるのかどうかというのが分かります。
ゴールへの距離が見えると、そこへ向けてどうすれば良いかのプランが確認できますので、「資格取得に必要な勉強時間」は必ず確認しましょう。
自分にとって無理のない資格からやってみよう
最初から難関の資格を目指すのも良いのですが、まずは「それほど負担のない時間で合格が見えてくる資格から取っていく」というのも一つの手です。
久しぶりの勉強に慣れるという意味もありますが、久しぶりの試験はとても緊張するという事もあります。
私も、久しぶりの試験は会場の雰囲気などに圧倒され、とても緊張してしまいました…
それでもいくつか試験を受けていくうちに段々と試験にも慣れてきて、それほど緊張しなくなっていきました。
無理の無い資格から挑戦していって「試験に慣れていく」というのも、いくつか資格取得を目指していく際には有効です。
目標は大きく持つことも大切ですが、いきなり全速力でいくのではなく少しずつウォーミングアップしていきましょう。
まずは「過去問」からやっていく
では実際にどのように勉強していけば良いかについて説明します。
資格取得というゴールだけで考えた時の勉強方法としては、
とにかく過去問題からやって下さい
と思われるかもしれませんが、それで大丈夫です!
資格取得を目指す時には、「テキスト」と「過去問題集」を用意する事が多いかと思います。
多くの方は「テキスト」を読んでノートにまとめるといった方法を最初に考えるかと思います。
しかし、分からなくてもまずは「過去問題」をやってみましょう。
過去問題を先にやるメリットとしては
◇どんな問題が出やすいのか把握が出来る
◇一度分からない経験をしてから学ぶので、記憶に残りやすい
◇だんだん点数が上がっていくのでモチベーションが上がる
◇試験時の解答ペースが身に付く
といった点があります。
過去問題で間違えた問題については、解答に記載されている「解説」をノートに書き写していきます。
そして、より詳しく知りたい時にテキストで調べてまとめていきます。
「過去問」→「不正解の問題をノートに書く」→「テキストで補足を調べる」
そうすることによって、自分の分からなかった内容について詳しくまとめたノートが完成してきます。
初めのうちは「何が分からないか」すら分からなくてノートにまとめるのも大変かと思いますが、やっていくうちに徐々に理解が深まってきます。
そして、「試験問題の出題傾向」にも自然と気付いてきます。
まずは過去問題をやって、「その資格を取得するにはどこを勉強すればいいのか」を知ることが一番の近道です。
YouTubeの解説動画も活用しよう
今は「YouTube」 などで資格試験の解説動画が出ていることがあります。
マイナーな資格ではなかなか動画を見かけないかもしれませんが、ある程度有名な動画であれば YouTube で誰かが解説している内容を聴くことができます。
スマートフォンで動画を見るのであれば、場所を問わず好きな時間で勉強することができます。
例えば「皿洗いの時間」などでは、「手はふさがっているけど耳は空いてる」時間なので、そうした時間を使って動画を繰り返し流して聞くというのは効果的です。
耳から入ってきた情報を繰り返すと、歌のように覚えてふと問題を解いてるときにそれが思い出されるということもあります。
インターネットが発達してこうした学習系の動画を便利に活用できる時代となりましたので、どんどん使っていきましょう。
試験問題アプリも活用しよう
そして、ある程度有名な資格であれば「問題集アプリ」が出ている可能性もあります。
こちらはお金がかかってくるかもしれませんが、アプリであれば通勤時間など移動時間やお風呂の中で勉強をしたりすることも可能になります。
YouTube動画に加えてアプリもあるのならば、それらを上手く活用していくことをお勧めします。
たとえ隙間時間の積み重ねで30分ぐらい勉強したのならば、それも立派な勉強時間として蓄積されていきます。
机に向かって学習する事だけが全てではないので、自分にあったコンテンツがあれば、どんどん活用しましょう。
SNSも上手く活用しよう
そして、 SNS を活用するという事も非常に良いと思います。
SNS で同じ資格取得に向かって目指している人の発信を見たり、またそういう人たちと交流をしていくことで一緒に頑張っているという意識が芽生えてきます。
資格取得は一人で黙々と孤独の中でやっていくイメージがありますが、こうした SNS を使うことによって仲間を見つけていく事はとても効果的です。
人間学んだことを一番記憶に残す法は「アウトプット」です。
間違えた内容や覚えておきたい事をSNSにアウトプット(発信)すると、記憶にしっかり残すことが出来ます。
SNSを使ってアウトプット効果を得ながら、同じ資格を目指す人達と繋がっていけたら良いですね。
資格取得の効率勉強法まとめ
資格取得へ向けて効率よく勉強するには、まずは「過去問題」をさきに行い、覚えたい内容をアウトプットしていくことがとても効率的です。
また、YouTubeやSNSを活用し、隙間時間の学習も積み重ねていきます。
資格取得の目的としては「知識の習得」というところがメインになります。
そして「合格をした時の達成感」というものが醍醐味としてとてもあります。
それほど難易度の高い資格でなかったとしても、合格するということはとても嬉しい事です。
まずは無理をせず自分の勉強の範囲で合格を目指せそうな資格から挑んでいき、合格で自信を付けながらさらに上を目指していきましょう。
学びながら成長していく事はとても楽しい事ですので、一緒に頑張りましょう。
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