我が家では子供が自転車に乗るようになり、自転車を置いておく自転車置き場(サイクルポート)が必要になってきました。
今までは物置の中に子供の自転車をしまっていたのですが、物置の中もスペースが無くなってきたので
と思い立ち、色々と調べてみました。
まずはネットショッピングで調べたところ、
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といった簡易的なサイクルポートが見つかりました。
ただ、私の住んでいる地域は冬は積雪のある地域なので、
という心配があります。
また、子供の自転車だけならそれほど保管スペースは必要ないのですが、大人用の自転車の保管となるとある程度のスペースが必要となります。
私自身もファットバイクという大きな自転車を購入したので、ある程度大きなスペースが必要となりました。
なので今回初心者でも簡単に出来そうな「単管パイプ」を使って自転車置き場を作成しましたので、その材料や作り方を紹介します。
目次
まずはサイクルポートのイメージを絵に描いてみよう
始めに自分が作りたいサイクルポートのイメージを絵に描いてみました。
絵があまり上手ではなくてスイマセン…
今回のコンセプトとしては、
比較的簡単に作れる「単管パイプ」を使うけど、オシャレな自転車置き場にしよう!!
という点にこだわりました。
さらに細かくいうと
◆雪が積もる地域なので、屋根の勾配を強めに
◆単管の接続部分は「クランプ」を使わずに見栄え良く
◆天井は波板を使うけど、垂木は白く塗ってオシャレに
◆横からの雨を防ぐ「壁」も作れるような骨組みに
という事も考えて、上の「絵」が出来上がりました。
ホームセンターで材料を探す
イメージが出来たら、ホームセンターで材料を探します。
ホームセンターによって取り扱っている品物が若干違うので、何店かまわって自分のイメージに合う材料を探すのをオススメします。
また、単管パイプなど長いものが自分の車に乗せられない時はホームセンターの「軽トラック」を借りる事になるので、そういったサービスがあるかも調べると良いです。
材料① 単管パイプ
最初に骨組みとなる「単管パイプ」を選びます。
単管パイプは色々な長さの物がホームセンターに売られているので、今回はその長さに合わせて設計しました。
骨組みとして必要となる単管パイプは以下の通りです。
◆2.5メートル 2本
◆2メートル 2本
◆1.8メートル 3本
◆1.5メートル 4本
ただ1.8mの単管パイプが売っていなかったので、今回は2.5mの単管パイプを「1.8m」でカットしてもらいました。
カット料金は1本「40円」でした。
(機会を借りて自分でやると無料との事でしたが、失敗しても困るのでお店の人にやってもらいました)
カットして「70センチ」の単管パイプが余りとして出来るのですが、こちらは「筋交い」という補強用として使用する作戦です。
単管を繋ぐ「継ぎ手」金具
単管の骨組みを組むために「継ぎ手」を購入します。
単管クランプという1個数百円の物もあるのですが、
今回は見た目を重視して奮発しました!!
ちなみに継ぎ手には色々な形があって、パズルのように「何があれば単管パイプ」が繋がるかをイメージします。
今回購入した継ぎ手は
◆Y継ぎ 2個
◆K継ぎ 2個
◆L継ぎ 2個
◆T継ぎ 3個
を購入しました。
これだけ購入すると良い値段するのですが、長く使うと考えれば見た目は大事だと考えて購入しました。
単管の基礎 「単管用沓石」
単管の地面との設置部分となる「基礎」ですが、今回は単管専用の沓石を購入しました。
単管の基礎のやり方は色々あるようですが、こちらも「見た目」と簡単さを重視して選びました。
全部で4個購入したのですが、一個1800円ぐらいするのでなかなかな出費となります。
こちらの沓石は穴のサイズが単管とピッタリハマるので、とても便利です。
ただ、単管を刺しておくだけではすぐに抜けてしまうので、「モルタル」でしっかり固定する必要があります。
今回は水で混ぜるだけのモルタルも4kg購入しました。
まずは基礎の場所を決める
最初に単管の基礎となる場所を決めます。
購入してきた単管パイプを地面に置きながら、おおよその位置を探っていきます。
ちなみに今回の設置場所は土(ほぼ砂)という柔らかい場所だったので、沓石のしたに砂利を敷きました。
砂利はホームセンターで20キロ数百円で売っています。
砂利を敷いた上に沓石を乗せて、地面に平行になっているかを確認していきます。
購入してきた継ぎ手も仮で入れながら、基礎の場所を調整していきます。
単管パイプを抜いたり刺したりしながら場所を探っていくのですが、単管パイプ自体はそれほど重い物ではないので一人で十分作業出来ました。
基礎の場所が決まったらモルタルを流し込む
基礎の場所が決まったら、モルタルを流し込んで単管パイプと基礎を固定します。
バケツの中にモルタルを入れて、水を入れながら混ぜていけば完成です。
って思っていましたが、やってみると意外と簡単に出来るんだなぁって驚きました。
モルタルが出来たら、沓石の穴の中に流し込んで単管を刺していきます。
ここで思ったのですが、今回4㎏のモルタルでしたが、もっとあっても良かったなぁと感じました。
10㎏ぐらいあっても全然問題なかったなぁと、勉強になりました。
そしてモルタルが柔らかいうちに「継ぎ手」を固定して骨組みを完成させます。
今回使用した継ぎ手はドライバーで締めれば固定できるタイプのため、インパクトドライバーを使って一気に仕上げていきました。
単管パイプのサイクルポート 基礎・骨組み まとめ
今回単管パイプを使用したオシャレなサイクルポートを目指して「基礎」と「骨組み」を作成しました。
継ぎ手の部材にこだわったので、割と見た目は良い感じではないでしょうか?(笑)
ちなみにこの時点での材料費は、25,000円ぐらいです。
安い部材をつかえばもっとコストは抑えられますので、あとは見た目など好みの問題でしょうか。
次回は「垂木・屋根」編をご紹介します。
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