今回は新卒社員に伝えたい「社会に出て意識したい7つの習慣」というテーマでお伝えしたいと思います
今まで「学生」であった新卒社員の方にとって、社会に出るということは非常に不安も多いことではないかと思います
(私も当時はとても不安でした)
今までは同年代の学生が中心のコミュニティの中で過ごしてきましたが、社会に出ると幅広い年代の人とコミュニケーションをとっていく必要があり、
「上手く自分は適応できるのかどうか…」
といったように不安を感じる方も多いかと思います
そんな皆さんへ、私が新卒当時の経験などを踏まえて「こうしたことを意識すると自分が働きやすくなっていく」という7つの習慣について今回はお伝えしたいと思います
目次
①とにかく元気に挨拶しよう
まず一つ目は「挨拶」をしっかりするということです
ものすごく当たり前のことで、がっかりされていませんか?(笑)
しかし、挨拶は皆さんが思っている以上に非常に大事なことです
よく新卒社員の中で、恥ずかしがって挨拶の声が小さかったり、少し照れた感じで挨拶をする人も多いですが、コミュニケーションにおいて挨拶はとても大事な部分になります
なので、挨拶は明るく元気よくはっきりと行うことが重要です
早く打ち解けようとして、無理に馴れ馴れしい挨拶をする必要はありません
むしろそういった人は最初は面白がられて可愛がられる事もありますが、そのうち先輩社員が飽きてくれば少し鼻につく存在となってしまいます。
基本に忠実にしっかり「挨拶」を伝えていきましょう
「なんだそんなことか」と思われた方もいるかと思いますが、本当にこの挨拶が上手くできていない人がとても多いです
過去ブログ:若手社員に伝えたいコミュニケーションとは
意識すれば多くの方ができることですので、まずは挨拶を頑張りましょう
②相手が驚くぐらいメモを取ろう
次に紹介するのが「メモをとる」ということです
新卒で入社すると、研修なので色々と教わる機会も多くなります
その中で相手の話をしっかり聞こうという意識が強くなりすぎるあまり、メモをほとんど取っていないという方も多いです
これはとても勿体ないですね
聞いてる内容が重要なことだと思ったら、話している相手を見なくてもいいのでとにかくしっかりメモをしていきましょう
過去ブログ:メモを取る事で生み出される魔力
メモはあなたの財産となります
これから社会で過ごしていく上でも重要なマニュアルとなりますので、どんな些細なことであってもメモを取るという習慣をつけていきましょう
ちなみに私はこれまでメモを取りすぎて怒られてる人を見たことがありません(笑)
どんどん積極的にメモを取って行ってください
③手伝える事は言われなくても手伝おう
3つ目に「先輩社員の手伝いをする」ということをお伝えします
おそらく入社してしばらくは、特に何をしていいのかわからず手持無沙汰な時間というものがたくさんあると思います
そんな時でも周りをしっかりと見渡してください
そして、例えば先輩が何かものを運んでいたりとか、何か作業をしている場面で 「自分にも手伝えそうだ」と思ったものがあれば、
「何か手伝いましょうか?」
と積極的に声を掛けて行ってください
入社してすぐ「仕事で結果を出す」ことはできませんが、雑用などで力になれることはたくさんあります
よく入社時の挨拶で
「早く皆さんの役に立てるようになりたい」
ということを言う人も沢山いますが、まずはこうしたちょっとした事を積極的に意識して手伝っていきましょう
④最初は掃除をしよう
新人はまず掃除をするということを意識してください
なんだか精神論のようになりますが、ブラックな話ではありません(笑)
朝少し早く会社へ行って事務所の掃除をするということができたら、とても素晴らしい行動だと思います
ほんのちょっとだけでも早く会社に行って、自分の出来る範囲で掃除をしてみましょう
そういった行動が「信用」を集める事ができ、困った時に周りが助けてくれるようになります
入社当初の状況から考えると、「仕事で結果を出す」という事は無理でも、掃除によって周りからの信頼を得られると思うと、とても良いと思いませんか?
なぜ掃除を勧めるかというと、ほとんどの人が継続できないぐらい難易度が高い事だからです
整理整頓や清掃ができる人が、仕事においてもミスが少なくしっかりと成果を出していける人です
社会人として自分の身の回りや、自分が働く環境をきちんと綺麗にしていくという習慣を身に付けていきましょう
⑤職場のルールに慣れる
職場内のルールというのは、会社によって全く違ってきます
ただ、これは組織という仕組みの中で、自分の会社が「シロ」と言っているのであれば、それに従う事が大切です
会社のルールに違和感があり「自分が変えてやる!」みたいな事を思ったとしても、初めの頃はグッとこらえて受け入れましょう
何も知らずに向かっていくのはあまりにも無謀すぎます(笑)
会社で経験を積んで、しっかり建設的な意見で立ち向かえるようになってからでも遅くはありません
まずは、その職場にどんなルールがあるのかを調べましょう
ちなみに「あまりに理不尽なルール」に気付かずに過ごしてしまうというのも危険です
始めの頃は学生時代の友人などと情報交換をして、色んな会社のルールを聞いてみるのも良いと思います
(機密情報に触れないようには注意してください)
会社によってルールは全然違うので、結構面白いですよ(笑)
⑥休みはしっかりとる
社会に出てみると実感すると思いますが、初めの頃はとても疲れます(笑)
なので、仕事終わりや休日などは「しっかり休む」という事を意識しましょう
休むといっても、ダラダラする事を言っているのではなく、「リフレッシュ」という意味です
体もそうですが、思った以上に精神的に「気疲れ」しているものです
休日はしっかり「リフレッシュ」して、また仕事に行く元気が出るようにしましょう
「社会人になっても趣味に没頭したい」と思う事はとても大切なのですが、社会に出たばかりの頃は色々と疲れがたまっている事に気づかない事があります
会社という雰囲気に慣れるまでの3カ月ぐらいは、意識して「休息」を取るようにしていきましょう
⑦あとはひたすら継続する
最後にお伝えする習慣は、「継続」です
①~⑥まで説明してきましたが、あとはこれをひたすら継続するだけです
実は思っている以上に「継続」という物は難しかったりします
「継続」していくコツは「習慣」にしてしまうことです
人間は21日(3週間)続けると「習慣化」されると言われているので、初めは大変であっても、しばらく続けていればそれに慣れてきて、当たり前のように出来るようになります
始めの頃は大変かもしれませんが、頑張って続けていきましょう
ちなみに社会に出た人の多くが「8時間も働けない」と最初は思っていますが、慣れてくるとそれが当たり前になってくるので不思議です(笑)
「大変なのは最初だけ」と割り切って、少しずつコツコツと継続していきましょう
まとめ
今回はこれから社会に出る新卒の方や、若手社員の方に少しでも参考になればと思い、過去の自分の体験や見ていて感じた事をお伝えしました
以前から「働き方」というテーマについて何度か取り上げていましたが、これからも少しでも役に立てればと思いますので定期的にテーマを取り上げていきたいと思います
「働く」という事はやりがいもありますし、大変な事もあります
情報を共有しながら成長して行けたら良いですね
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