働き方

「メリットは?必要性は?」職場の飲み会とスマートに付き合う方法

今回は歓送迎会シーズンや、暑気払い、忘年会シーズンになると毎年話題となる、「会社の飲み会」との付き合い方について書きたいと思います。

 

最近はツイッターでも 「#忘年会スルー」が話題となっていました。

 

色々な事情から


職場の飲み会にはできれば参加したくない


と思っている方も多いのではないでしょうか。

 

情報交換やコミュニケーションといったメリットもあれば、そうでない部分もあったりする「飲み会」。

 

今回は私個人の経験や観点から、職場の飲み会についてどう付き合っていけばよいのか考えてみます。

 

職場の飲み会にの必要性ついて

会社の飲み会というと、「歓送迎会」や「忘年会」「新年会」「暑気払い」などといったタイミングで開催される機会も多いのではないでしょうか。

 

飲み会については会社によって大きく違いますので、定期的に飲み会を開催されている職場もあれば、あまり飲み会を開催しない職場もあるかと思います。

 

では職場の飲み会が必ずしも必要なのかという事については、私の考えとしては必ずしも必要性は無いと思います。

 

これは「コミュニケーションを取らなくても良い」という事ではなく、お酒を交えての場である必要は無いという事です。

 

「歓送迎会」といった主役が設定されている場で、さらに自分がその主役のポジションであるならば、そうした場でしっかりとコミュニケーションを取るという事ではとても必要な事だと感じます。

 

ただ、今の時代であれば「お酒」の席にする必要はなく、ランチの時間などを活用して行うという方法もあると思います

昔からの習慣で夜に飲み会をしているのであれば、主役や参加者の状況を考えてランチの場で開催するという事も出来ると思います。

 

参加者の事情を考えずに夜に飲み会をやって


昔と比べて最近はみんな参加率が悪いなぁ


と嘆いているだけでは、コミュニケーションの場として上手く活用出来ていない状況となっています。

 

「なぜ必要なのか」と「どうすれば参加しやすいか」という事がしっかり考えられて開催されてこそ、必要な飲み会になるのです。

 

飲み会に行きたい人はどれぐらい

飲み会について参加したいかしたくないかという調査において、だいたい二人に一人は行きたくないと思っているという結果が出ているようです。

 

さらに若者への調査では、飲み会に行きたくない人の割合がちょっとだけ多いようです。

(なんとなくわかりますね)

 

また、「飲みにケーション」といった文化で活躍してきた年配や上司の立場の方への調査では、飲み会に行きたいという割合のほうが多いようです。

 

全体的な平均では、だいたい半々というところでしょうか。


もっと年代によって差が大きく出るのかと思ったのですが、意外と半々ぐらいの結果になったのは驚きですね

 

年代によって若干の差がありますが、大体2人に1人が行きたくないと考えているので、「強制」や「行かないと気まずい」という雰囲気がない状況で参加者を募れば、社員の半分ぐらいの出席になるのが普通という事でしょうか。

 

なぜ飲み会にいきたくないのか

若い方が飲み会に行きたくないのかという理由には

◇気を遣うのが嫌
◇楽しくない
◇お酒が好きじゃない


など、色々な理由があるかと思います。

 

特に、上司の昔話や自慢話などを聞くのが辛いといった内容はネットでもよく見かけますね。

私も中年の世代に入っているので、気持ちはよく分かります(笑)

 

そうなってしまう理由としては、結婚や子育てが始まると、若い頃と違ってあまり出歩く機会も減り、話のネタがなくなってしまった結果、昔話で盛り上がるというのは典型的なパターンではないでしょうか

さらにパワハラやセクハラといった事が含まれてくると、目も当てられませんね…

愛情表現の一環としてイジッたりしたとしても、受け手側が不快に思ったのならば、それは「パワハラ」です。

 

関連記事 : 職場でのパワハラについて

 

そういったことが起こる飲み会で行きたくないと思うのなら、「行かない」という選択をすることは、自分を守るという観点から正しい選択だと思います。

 

昔はなぜ「飲み会」が重要だったのか

昔は今と違ってネットもなく、情報があまり得られない時代でしたので、先輩の話を聞いて勉強するという事はとても有効なインプットの手段であったかもしれません

 

お酒の席で「情報交換」をしていたのですね。

 

ただ、今はこれだけ必要な情報がすぐ得られる時代となっています。

 

さらに、家に帰れば様々なコンテンツで自分の時間を楽しむことができます。

 

そうなるとあまり仕事時間外で飲み会を求める必要はなくなっているのかもしれませんね。

 

また、先日ダウンタウンの松本さんが、「上司は上司で無理してやっているところもあるんですよ」という発言をされていました。

 

その内容はとても的を得ているなぁと感じます。

 

飲み会はお互いに楽しいという気持ちになってこそ、価値があるものだと思います。

 

飲み会をスマートにお断りする方法

飲み会を断る方法などはネットでもよく見かけますが、私は幹事の方や周りの人を考えて行動することも大切かと思います。

 

例えば、幹事をされる方は若手の方が多いのではないでしょうか。


おそらく本人はあまりやりたくない役を任されながらも、調整を一生懸命やっています。


なので私は、

行かないのであれば早めに返事をする

ということも幹事の立場を考えると大切なのではと思います。


保留の状態でギリギリまで返事をしないのは、むしろ人数が確定できずに迷惑な行為となります。

 

もし、返事まで少し余裕があるのであれば、誘われたタイミングで不参加を即答するのではなく


「ありがとうございます。ちょっと予定を確認してみますね」


と一度クッションを入れるのもいいかもしれませんね。


その際も、不参加の返答は早いほうが良いです。

 

そして、自分が不参加の際にやってはいけないことは

 

行く人に対してネガティブな発言をする

 

という事です。

 

「あの飲み会に行くの?」とか「あんまり盛り上がらなそうだね」と言う人がいますが、行く人の立場からすると水を差してきていて良い気がしません。

 

むしろ「私はいけないですが、私の分も楽しんできてください」というぐらい広い心を持ったほうがいいですね。

 

おわりに

今回飲み会に行きたくないという意見について、私なりにどう立ち回ると良いかを説明しましたが、職場によって雰囲気は様々ですので何か参考になるところが少しでもあったら幸いです。

 

職場の飲み会でも、得られるものが沢山あってコミュニケーションが取れるという内容であれば、それはとても素敵な事です。

お互いに負担とならずに、楽しい時間を過ごすことが出来れば最高ですね。

 

ちなみに私は「お酒の席」はとても好きです。

 

良い情報交換ができたり、相手の知らなかった一面などを見つけるという事はコミュニケーションという事でとても大切な物だと私は感じています。

 

みんなが「良い時間だった」と感じる事が出来るという事が重要ではないかと思います。

 

良いコミュニケーションが取れると良いですね。

 

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