皆さんタバコは吸われますか?
私は10年ほど前までは1日一箱ぐらいのペースで吸っていました。
最近は喫煙者の割合の方が少なくなってきました。
タバコを吸われている方は肩身の狭い思いもされているのではないでしょうか?
私が吸っていた頃は、イオンの建物の中の自販機コーナーにベンチと灰皿が置いてあり、よくそこでタバコを吸っていました。
また、長期休みで故郷に帰省する時も、特急列車の中で吸っていたのを覚えています。
(今思うと凄い時代でしたね)
今では時代も変わり喫煙者が減ってきており、
と思う方も増えているのではないでしょうか。
今回はタバコを辞めたい喫煙者の方に、禁煙をポジティブに考えて卒煙することが出来た私の事例を紹介します。
タバコを辞めたいと思っている方は是非参考にしてみて下さい!
タバコをすでに辞めている方や、一度も吸った事がないという方も、
「こんな苦労があるんだなぁ」
と思いながら見ていただけたら幸いです。
目次
私がタバコを辞めれた4つの方法
禁煙に失敗し続けてきた私がなぜタバコを辞めることが出来たのか、その時にやっていた方法をご紹介します。
私が卒煙に成功した4つの方法は
①人に言う(気付かせる)
②辞めたのではなく、吸ってないという意識
③部屋や車を綺麗にする
④タバコを吸ってしまった夢をみても受け入れる
という方法です。
意外な内容も含まれているのではないでしょうか。
では、その内容について具体的に解説していきます。
①人に言う(気付かせる)
まず1つ目のポイントは、周りの人に気付かせるという事です。
自分一人でこっそり禁煙を初めていても、ちょっとした甘えからつい禁煙に失敗してしまうという事はよくあります。
なので、「タバコを吸っていない事」を人に話すというのは効果的だと思います。
私は最初、そこまで本気で辞めるつもりはなかったので、誰にも言わずに吸わないようにしていました。
すると、周りの人が気付き始めて
と言われるようになってきました。
そんな事を言われるものですから
「これで吸ったらまずいなぁ…」
という気持ちで吸いにくくなりました。
そうです、
周りの人から見られているという意識があると、良いプレッシャーになります!
なので、自分の中だけでタバコを辞めようとするのではなく、思い切って周りにもアピールしましょう!
②辞めたのではなく、吸ってないだけという意識
禁煙初期の頃、タバコを辞めた人と話をする機会がありました。
私自身禁煙で苦しい時期だったので、
「どのようにして辞めたのですか?」
と聞いた際に
「別に辞めてないよ。3年吸ってないだけ」
と言われてとても衝撃を受けました。
人間、我慢して辞めていると考えると吸いたくなるので、それを逆手に取った発想です。
ポジティブな発想でとても良いと思います。
私もそれ以来、人から「辞めたの?」と聞かれたら
「吸ってないだけです」と答えています(笑)
無理にプレッシャーをかけずに、気楽に構えてみるというのも効果的です!!
③部屋や車の窓を掃除する
タバコを辞めた際に、部屋や車の窓を掃除する事をお勧めします。
その際は是非、真っ白な雑巾で窓を拭いてみて下さい。
思った以上に白い雑巾が茶色く変わり、
と、本当に驚きます。
目で見える形でタバコの汚れを感じるほうが、自分の体に対する意識が全然違います。
それと、「せっかく綺麗にしたのだから、あまり汚したくないなぁ」という感情も出てきます。
タバコを吸っているときはあまり気にしないのですが、思った以上に窓は汚れ、床にはタバコの灰が落ちているものです。
周りをきれいな環境にして、気持ちもリフレッシュするのはとても効果的です。
④タバコを吸っている夢を見ても、受け入れる
タバコを辞めるとよくある事なのですが、寝ている時にタバコを吸っている夢をみたりします。
特に3のつくタイミングである「3日目」「3週間」「3か月」「3年目」あたりでよく見ていた気がします。
(根拠はありません、スイマセン…)
私も夢を見たときは
と焦って布団から飛び起きたりしてしまいました(笑)
これはきっと禁断症状の一つなのかと思いますので、自分の意志とは全く関連は無いと思います。
夢を見てしまったとしても、悲観せずにそういうものだと思い受け入れてみると気が楽になります。
そのうち夢も見なくなるので、時が過ぎるまでゆっくり待ちましょう。
ちなみに私は夢を見た時も正直に周りの人に言ってましたが、飲み会の席では結構盛り上がりましたよ(笑)
タバコを辞めて変わった事やメリットについて
では次に、私がタバコを辞めて「変わった」と感じた事について紹介します。
よく、タバコを辞めるとメリットが多いと言われます。
個人差はあるかもしれませんが、私は確かに「良かった」と感じる事が多かったです。
具体的には
ポイント
①食事が美味しく感じる
②タバコの匂いに敏感になる
③健康的になる
④喫煙所以外でのコミュニケーションが増える
⑤お金が貯まる
といった5つの変化と効果を感じました。
では具体的に5つの項目で解説します。
・味覚の変化について
タバコを辞めるとよく
「食事が美味しく感じる」
という事を言われますが、私は禁煙当初はそこまで感じることはありませんでした。
ただ、しばらくしてから吸っていた時と比べて薄味が好みになった気がします。
おそらく味覚が敏感になっているという事だと思います。
ちなみに「御飯が美味しくなって沢山食べるようになって太った」という話をよく聞きますが、私はそういった事はありませんでした。
食事量はあくまでその人のさじ加減かと思いますので、意識していれば大丈夫です。
・タバコの匂いについて
辞めてからタバコの匂いが気になるようになったかというと、これはタバコを辞めて5年ぐらい経ってから感じるようになったと思います。
辞めた当初はそこまで人が吸っているタバコの匂いは気にならなかったのですが、時間の経過とともに敏感になってきていると思います。
多分それは昨今の禁煙者の増加や吸う場所が減ってきている事により、普段タバコの匂いに触れること自体が減っているという要因もあると思います。
飲み会であればあまり気にしませんが、食事の席で近くでタバコを吸われると抵抗を感じてしまいます。
なので、タバコの匂いが気になってきた頃に
と反省しました。
最近は「タバコの匂いがする人はNG」と言っている人も結構います。
タバコを吸っている人は匂いに注意しないとそれだけでマイナスポイントとなってしまいます。
そう考えるとアイコスといった匂いや煙の少ない物は時代にあった商品なのかと感じます。
・健康面や体力について
健康面や体力面については、タバコを辞めたからと言ってメリットをいきなり感じる事はありません。
吸っていたらもっと今は不健康で体力も無かったのかもしれませんが、普通に年齢の衰えなどもあるので実感としてはあまり変わらく感じます。
特にタバコは「肺」へのダメージは大きいと言われています。
喫煙を続けていたら、若い頃はよくても歳を取ってから「息切れ」などに悩まされていたかもしれません。
ただ、現代人は「運動不足」という問題も重要なテーマとなっています。
タバコに関係なく、日ごろの運動や生活習慣の見直しのほうが大切なのです。
タバコを辞めると「健康意識」は高まるので、そういった面では効果はあるのかもしれませんね。
・喫煙所でのコミュニケーション
喫煙所で喫煙者同士が交わされるコミュニケーションですが、これは辞めた時にとても心配でした。
喫煙所に行かなくなったことにより、今まで行ってきたコミュニケーションが出来なくなるのではという心配がとてもありました。
実際のところは、それほど不利益を感じていることはありません。
確かに喫煙所に行く事によってコミュニケーションは生まれていますが、それがなくなったからといって支障が出るほどではなかったという事でしょうか。
逆に喫煙所は毎回同じ喫煙者しか会えませんが、その分別の場所でコミュニケーションが生まれる事もあります。
また、仕事中にちょっと一服をしにいくのは、タバコを吸ってない人からすると良いように見られません。
そうしたマイナスのコミュニケーションが無くなるというのは、一つのメリットになります。
今はコミュニケーションもネットを通じて多様化している時代ですので、そこまで心配することはないかと思います。
・タバコを吸わなくなった事によるお金の面
タバコを吸わなくなったことによる金銭的な面については、これはとても大きいと思います。
私が吸っていた頃は毎月1万円ほどタバコ代に使っていましたので、年間で10万円ちょっとの節約効果となっています。
なので私は辞めた当初、毎月1万円以内で好きなものを買うようにしていました。
禁煙のストレスを買い物で減らすのですが、とても効果的だったと思います。
とある禁煙外来のお医者さんは、禁煙を始めた人に対して
「これで毎年ハワイに行けますね!!」
と言うそうです。
とてもポジティブな言葉ですね!!
金銭面でメリットを感じる人は、こういった発想をしていくのは禁煙成功にとても効果的です!
私もいつかハワイに行って、「禁煙効果」を満喫出来たらと思います(笑)
禁煙方法のまとめ
今回は私の禁煙が成功した事例と、実際に辞めてみて感じたメリットについてお伝えしました。
重要な事は
ポイント
「禁煙をしたらこんなメリットがある」というポジティブな発想で向き合っていく
という事です。
タバコを吸うのも吸わないのもその人の自由です。
でも、もしご自身や周りでタバコを辞めたいと悩んでいる方がいましたら、今回の話を是非伝えてみて下さい
「体に悪い」という理由だけでなく、色々な観点でポジティブに向き合う事が大切です。