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書籍「100%好かれる1%の習慣」から学んだ気配りについて

皆さんは相手への思いやりや気配りなどについて、普段から気にされている事などはありますか?

私自身、特に若い頃は「人間関係」に悩んだ時期もあり、大人になってから
「どうすれば人と上手くコミュニケーションを取れるか」
という事を考えるようになりました。

気を抜くと相手への「思いやり」や「気配り」が欠けてしまう性格なので、今現在もホスピタリティ系のセミナーや書籍を定期的に読むようにしています(笑)

そんな中、とても感銘を受けた本に出合えましたので、今回はその書籍をご紹介したいと思います。

書籍「100%好かれる1%の習慣」

こちらの本はダイヤモンド社から出版されている本で、著者は「松澤萬紀」さんという方になります。

松澤さんは「日本ホスピタリティー・マナー研究所」の代表をされていて、以前はCA(客室乗務員)で12年間勤務していた経歴もあります。

CAには幼少期から憧れていて、8度目の試験で念願のCAに合格したという、エピソードがある「努力家」といえる人だと感じました。

そんなCA時代の経験や感じた事をまとめて、「また会いたい」と言われる人になる39の習慣を紹介している本です。

私がこの本と出合ったのは、昨年TSUTAYAで本を探していた時です。

「何か面白い本は無いかな?」
と店内をウロウロしていたら、金に輝くカバー(限定仕様?)の本が目に入り、とりあえず立ち読みしてみる事に。

10ページほど吸い込まれるように読んで

こば
こば

この本、とても分かりやすくてとても勉強になる!!

と感じた私は、このまま立ち読みするのは申し訳なく思い、急いでレジに持って行きました

マナーは所作ではなく、「相手を気づかう心」が大切

この本の魅力は、なんといっても松澤さんが経験した事の事例を使って、誰にでも当てはまるように伝えてくださっている点です。

特にマナーの部分はとても参考になります。

皆さんは「マナー」というと、どういうイメージがありますか?

私は行動や立ち振る舞いといった「所作」に意識が行っていた気がします。

なので、マナーと聞くと
「大切なのは知っているけど、自分の生活ではちょっと離れた存在かな」
と思っていたのだと思います。

この本を読んで感じた事は、「自分でもできる当たり前の事を、おろそかにしていたのかなぁ」という点です。

誰にでもできるのに1%しかやっていない

ちょっとした気配りは「誰にでもできること」ですが、 それを実行している人は「1%」しかいないそうです。

そしてその1%しかできない事を習慣化している事が重要なのです。

本の中から一部抜粋しますと

相手に向き合い「誰にでもできるかんたんなこと」
だけれども、「1%の人しかやっていないこと」を習慣にしている人は、ほぼ100%に近い確率で、まわりの人の心を「あたたかく」するのです。

「100%好かれる1%の習慣」より抜粋

この事について本の中では、小泉元総理のエピソードや松田聖子さんのエピソードを紹介しています。

そのエピソードを読んだ時に、私は
「確かにこれをできるのは1%かも」
と感じました。

それを習慣化して続けていってこそ
「また会いたい」と思われる人になります。

たったひと言で相手に好かれる「魔法の言葉」

相手に好感を持ってもらえる「魔法の言葉」があるとしたら、知りたいと思いませんか?

この本の第2章ではその事について書かれています。

ただ、「魔法の言葉」を教えてくれるのではなく、「行動」について説明されています。

この章を読んでいると、
「当たり前の事がおろそかになっていたなぁ」
と感じる事ばかりです。

具体的な事例を交えながら説明されているのですが、
「これって、自分だとこの時に当てはまるのかなぁ」
という内容が多いです。

それだけ普段「魔法の言葉」をつかえるタイミングを逃していたのだなぁと、自分の行動を考えされられます。

一部本の中で印象に残ったワードを紹介します

相手が「自信を持てるようになるひと言」をプレゼントすると、時に、一生その人の心に残る言葉として、相手の心に沁み入ります。

「100%好かれる1%の習慣」より抜粋

皆さんはこう言った「言葉」をプレゼントされた経験はありませんか?

自分にとって大切な言葉は心にずっと残るんですね。

この本を読んで変われること

この本を読んでいると、今までの目の前の世界が行動一つで変わるような気になってきます。

しかし、それは今までの生活の中で気づいていなかった事に改めて気付けているのだと思います。

おそらく私は読み終わってしばらくすると忘れてしまうと思ったため、数カ月に一度この本を読み返しています。

やはり人間は「習慣」にすることが大切なのです

この本は全ての人に通じる内容ではありますが、自身の経験と照らし合わせるという点では、「学生」の方よりも社会に出ている人の方が多く感じる事はあるかと思います。

自分を見つめなおす機会となった、出会えてよかった書籍でした。




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