皆さんこんにちは
「ふるさとライフ」ブログへようこそ
このブログが普段はサラリーマンをしながら、田舎でのんびり子育てや好きなことに挑戦している様子をお伝えしております
今日は私のドタバタ出産立会記のエピソード1として、1番目の子供が出産した時のことについて書いてみたいと思います
(3人子供がいますので、エピソード3まで続きます)
初めての出産ということで、当時は夫婦でわからないことだらけの毎日で、バタバタしていたことを記憶しています
色々とハプニングはありましたが、今思うととても良い思い出だったなと思いましたので、そんな妊娠~出産までのエピソードを皆さんにお伝えします
目次
第一子妊娠判明
まず、第一子の妊娠が判明した時はとても嬉しくて大喜びしました!
父親になるという実感よりも
自分の遺伝子を継いだ子孫がこの世に誕生する
という神秘的な事実にとても不思議な気持ちになりました(笑)
妊娠期間ですが、妊娠当初は妻がつわりによって体調が非常に良くありませんでした
「スーパーのお惣菜コーナーを通るのも嫌」
というくらいにつわりが大変でした
食べていると多少落ち着くということで具合が悪くなると少し何かを食べたりしていました。
(食べつわりっていうみたいです)
妻の様子を見て、妊婦の方の大変さを実感しました
突然の切迫早産の診断
安定期を過ぎると「つわり」もだいぶ良くなってきて、普通に生活ができるようになりました
妻は仕事の方は続けていたのですが、妊娠8か月ぐらい経過したある日、妻が休日に雪かきをしてくれたところ、それが原因だったのか「切迫早産」という診断となってしまいました
病院の先生から
「自宅で安静にするように」
と言われまして、仕事の方も少し早く「お休み」という形になりました
状況によっては「即入院」となることもあるのですが、ひとまず自宅で安静にするようにと指導がされました。
私自身、知識があまりないので「切迫早産」と診断されたときはかなり心配になって不安な気持ちでいっぱいになりました。
「切迫早産」と診断されてからは自宅で安静にして、出産予定日に向けて日にちが進んでいきました
先生から「経過も順調なので、大丈夫ですよ」と言われた時はとても安心しました。
予定日より早まった出産
出産予定日は5月のゴールデンウィーク頃でしたので、
「連休中だったら出産も立ち会えるかなぁ」
ということを話していました
4月の下旬になって、体調も良かったため、
「出産へ向けて少し体を動かすことも大事だね」
ということで、ちょうど桜が咲いていたので今度の休みは近くの公園にちょっとだけ花見に行こうと計画をしていました
その頃妻は実家に戻って過ごしていたのですが、お花見に行こうと思っていた土曜日の朝
「破水をした」
と妻から電話がありました
破水?!それって一大事?
慌てて病院に行き、どうなる事かと心配で病棟に着いたところ、妻と妻のお母さんが居て割と普通な様子で座っていたのでビックリしました。
後で聞いたところ、「前期破水」という陣痛より先に破水することも十分可能性としてあることで、妊娠37週以降であれば24時間以内に陣痛が来て出産になることが多いようです。
看護師さんから家に帰って荷物を準備したり、今のうちに休んでおくように言われましたが、ドキドキして休む気にならなかったので、とりあえず家に荷物を取りに行きました。
破水をした後はそれほど陣痛というものもなかったので妻と病室で話をしたりしていましたが、日付が変わって日曜日の夜中になると陣痛が強くなってきました
ただ、あまり強い陣痛が来ないまま朝を迎えて、お互いの両親も病院へ来たので、待合室で少し話をしていたら
「そろそろ産まれるかもしれません!!」
と看護師さんに言われて、そのままあれよあれよと分娩室に入りました
陣痛に苦しむ妻をうちわであおいで、何か声をかけてあげようと思ったのですが、
これは事前にネットなどで調べていたんです…
分娩室で夫が「頑張って」とか声をかけてくると腹が立つ!!
という事を!!
とても苦しい思いで出産に立ち向かっている時に、「頑張って」は他人事のように感じて不快に思うようです
(男性の皆さん、お気をつけください)
なので私は
「もうすぐ会えるね!!」
をひたすら繰り返していました(笑)
魔法の言葉です!!
そして11時頃に無事出産となりました
とても感動して嬉しかったのを覚えております
産まれたばかりの産声を上げているわが子を、看護師さんは私の元へ連れてきてくれて
「お父さん、抱っこしますか?」
と聞いてきてくれました。
ただ、これも私はネットで調べていたのです
妻より先に子供を抱っこしてしまうと、「なんでお前が先に抱っこしてんだよ!!」という結末になってしまう事を…
(男性の皆さん、お気をつけ下さい。末代まで言われます)
なので私はわが子を連れてきてくれた看護師さんに言いました
「妻にお伺いを立ててからでいいですか?」
看護師さんは何も言わずに妻の元へ子供を連れて行きました。
出産後は特に出来る事は無い
そして一通り出産後の処理が終わって、これといって出来る事もなかったので、お互いの両親と一緒にお昼を食べに行きました
そして昼食後、妻の病室に戻ったのですが赤ちゃんは保育器の中なので特にする事もなく、お互いの両親はしばらくして
「また明日来るね」
と言って帰っていきました
その後病室で妻と話をして過ごしていたのですが、生まれた後にこれほどする事が無いとは思ってもいなかったので驚きました
そしてライブへ
実は私、
その日は当時所属していたバンドのライブがありました
妻が妊娠して出産も近くなってきていたので、もしかしたら妻の容体次第ではライブも行けない可能性があるという話は前もってしていたのですが、ライブ前日に破水となったため、その時点でメンバーに連絡を入れて今回のライブはちょっと行けないかもしれないということを伝えておりました
私のパートは「ベース」でしたので
「ベース抜きでもやるから大丈夫だよ」
ということを言ってもらい、私はもう出産の事だけを考えて過ごしておりました
そんな中、病室で妻と話していたら
「する事もないならライブに行ってきたら?」
と言われました
私は出産ですっかり頭から抜けていましたが、妻は覚えていたようです(笑)
そして、
車のトランクに機材も積んだままだったのを思い出しました
時間を見たら、今から急いでライブハウスに向かえばライブに間に合うかもしれないという状況でした
妻の言葉を受けて、
私はライブに行かせてもらうことにしました
今思うと、前の日から寝てなくて思考が壊れていたとしか思えません(笑)
その日のライブは全部で5~6バンド出演するのですが、私がライブハウスに着いた時には、もうすでに4組目のバンドが演奏をしてておりました
控え室に入ったところ、誰もいなかったのでひとまず自分のベースのチューニングをしていたのですが、突然扉が勢いよく開いて
「産まれたんですか?!!」
と金髪の知らないお兄さんが話しかけてきました
(だっ、誰?)
どうやらリハーサル前に出演バンドの顔合わせをした時に、私のバンドのメンバーが
「今日うちのベースの妻が出産になりそうで、来れるかどうか分からない」
と言ってたらしく、控室からベースの音が聞こえてきたので「もしや」と思って来てくれたようです
金髪のお兄さんに無事産まれた事を伝えて、改めてお祝いの言葉も頂きとても嬉しかったです。
その日は他のバンドの人と合うたびに
「良かったですね!!おめでとうございます!!」
という声をたくさんかけていただきました
(音楽のこういうところ、本当に好きです)
そしてライブが始まったのですが、私自身
前日からあまりよく寝ていなかったので、ライブの時の記憶はほとんどありません(笑)
夢中で演奏して最後の曲が終わった時に、会場のみんなから
「おめでとう」
という言葉を言っていただき
バンドメンバーから出産のプレゼントをいただきました
バンドメンバーがリハーサルが終わって本番までの間に、来るか分からない私にプレゼントを買ってきてくれていたのです
(バンドのこういうところ、本当に好きです)
振り返ると子供が生まれた日にライブに行くとかとても破天荒な行動だと思いますが、一生忘れられない日になりました。
この時の事は子供が大きくなった時に話してあげたいなと思っております
あの時のメンバーや金髪のお兄さん、元気にしてるかな?
またどこかで一緒に音楽が出来たら良いなぁと思っています。
私の第一子のドタバタ出産立会記でした。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
エピソード2、3へと続きます。
ではまた明日!!