子育て

熱が出る?!嘔吐する?!子供のストレスへの向き合い方と対処法について

子供がストレスをため込んでしまう事に、不安や困ったりする事はありませんか?

2020年の新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、学校休校により子供達が自宅待機となった結果、多くの方が「子供のストレス」について不安や心配な状況を抱えました

子供のストレスってどうすればいいの?

子供の機嫌が悪くなったり、体調を崩したりと、親はとても心配になります

今回は子供がストレスを溜めるとどうなってしまうのかと、それらについてどのように対処していけば良いかについて、私の経験なども踏まえて解説していきたいと思います

子供はストレスで発熱や嘔吐がある

子供はストレスにより、

◆発熱

◆嘔吐

◆腹痛

◆眠れない

といった症状が出る事があります

 

これが大人であれば自分がストレスを感じているかに気付く事が出来るのですが、子供は「ストレス」という事を分かっていないうちは、突然体調不良などを起こして

コバ
どこか悪いんじゃないか?

という事が結構あります

 

私の子供が小学校に上がった時に、学校から帰ると体調が悪い時がありました

最初は片道20分の通学に疲れているのかと思っていたのですが、実際は体力的な疲れ以外にも環境変化によるストレスも関係していたようで、他のご家庭でも

いきなり子供が吐いた!!

という家がとても多かったです

 

また、我が家の子供は「突然怒り出す」という事も増えてきました

 

元気に楽しく学校へ行っていると感じていても、実際は子供も気付いていないうちにストレスを感じている事がありますので、「発熱」や「嘔吐」などの症状はストレスが溜まっているサインである可能性があります

 

子供の腹痛は「機能性腹痛」の可能性も

また、「学校に行く前にお腹が痛くなるけど、学校に行ってしまえば治る」といった症状では【機能性腹痛】という事も考えられます

 

これは大人の方でも、ストレスやプレッシャーなどで

なんだかお腹が痛いな…

といった経験がある方も多いのではないでしょうか

 

子供も同じように「ストレス」や「プレッシャー」などでお腹が痛くなることがあります。

 

外科的疾患や胃腸炎ではなく、原因が分からない腹痛は精神的な要因である「機能性腹痛」の可能性を疑ってみましょう。

 

ちなみに私は休み明けの登校日など、朝お腹が痛くなる子供でした。

今考えると「機能性腹痛」だったのかもしれません。

子供のストレスの対処法

では子供がストレスを感じてイライラや体調を崩してしまった時の対処法として、

(1)子供の話を聴いてあげる

(2)運動など、体を動かす事を一緒にする

(3)規則正しい生活を意識する

(4)好きな事を好きなだけやらせてあげる

(5)人との繋がりの大切さを一緒に考える

といった事が効果的であると考えられます

(1)子供の話を聴いてあげる

ストレスを感じている子供に対して、まずは子供の話を聴いてあげましょう

 

子供のイライラが伝わってきて、こちらもつい叱りたくなってしまう事もあります。

でも、まずは子供の話を聴いてあげる事で、子供のストレスはかなり軽減される事があります。
(大人も一緒ですね)

 

こちら(親)が怒っていない事を伝えて

◆何に対してストレスを感じているのか

◆周りの人にどうして欲しいのか

という事を聴いてあげましょう

 

子供は

「もっと自分に関心を持って欲しい」

という思いからイライラする事が多いです

 

話を聴いてあげて、こちらもしっかり関心を持っている事を伝えてあげましょう

(2)運動など、体を動かす事を一緒にする

ストレス発散の定番ですが、「体を動かす」という事はとても効果的です

子供はエネルギーの塊ですので、「晴れた日の公園で体を思いっ切り動かす」という事などが理想ですが、外で遊べない事情がある場合には家の中で出来る事を考えてみましょう

◆ストレッチ

◆ラジオ体操

◆ヨガや体幹トレーニング

などは家の中でもあまり音が出ず、オススメです

ラジオ体操についてもYouTubeなどで子供に人気のキャラクターがやっているものがありますので、子供の興味を引きながら体操をする事ができます

また、体幹トレーニングは子供のバランス能力を向上させることが出来る上に、あまりうるさくせずに体を動かす事ができます

ただ、子供は集中力があまり持続しないので、単純な動きではすぐに飽きてしまいます

 

なので私は、色々な動きを組み合わせたゲームにしてタイムを計るという事をやっています

例えば

①リビングでYouTubeを見ながら体操 → ②クマ歩きで廊下を移動 → ③ダイニングで体幹20秒

などとルールを決めてタイムを計測すると、子供は驚くほど真剣に取り組みます

こうした工夫を入れながら体を一緒に動かしましょう

(3)規則正しい生活を意識する

非常にシンプルな話ですが、「規則正しい生活」というのはとても大切です

大人もそうですが、生活リズムが崩れると体調を崩したりストレスが溜まってしまいます

◆学校が休みの日でも朝同じ時間に起きる

◆毎日決まった時間に食事を取る

◆寝る前にしっかりお風呂に入って温まる

◆寝る前のテレビやメディアの使用を控える

◆夜更かしせずに同じ時間に寝る

シンプルですが、これをしっかりやるのは結構大変です(笑)

 

特に睡眠サイクルが崩れてしまうと子供には大きな負担となりますので、親がしっかり管理してあげる事が重要です。

我が家では余裕がある時は寝る前に「読書」の時間を作っています。

この時のポイントとしては「親も一緒に読書をする」という事です。

子供は言われただけでは中々行動に移さないので、親も一緒にやるという事が大切になります。

沢山読書をする事は読解力も向上させる事ができますので、非常にオススメです。

(4)好きな事を好きなだけやらせてあげる

子供の興味は本当に人それぞれで、各家庭の子供によって全然違います。

なので、何が良いのかではなく

子供が好きな事を思いっきりやらせてあげる

という事はストレス解消にとても役立ちます

子供が「ゲーム」が好きだったとしたら、それを毎日好きなだけやらせるというのは問題があるかと思いますが、ストレスが溜まっている状態であれば一度思いっきり好きなだけやらせてあげるというのも有りだと思います。

その時に大切なのが、ストレスが溜まっている状況というのを子供としっかり共有し、特別にやらせてあげるという事を伝える事です

熱中していてご飯になっても続けていたとしても、本人が気が済むぐらいまでやらせる覚悟も大切です

「ストレスを解消させる」という事が目的であり、子供のストレスを早く解消させる方が、親がストレスにならずに済む事もあります

大人もストレス解消で思いっきりハメを外すように、子供のストレスも解消させてあげるのも方法の一つとしてどうでしょうか。

(5)人との繋がりの大切さを一緒に考える

子供のストレス解消についても、「人との繋がり」というのはとても重要です。

自分の味方が居るという安心感で元気が出たり、周りに助けてもらえると感じた事で元気が出たりします。

なので、子供に

◆周りには味方(家族・先生・友人)がいる事を伝える

◆困った時は必ず助ける事を伝える

◆思った事をいつでも話せる人がいる状況にする

といった事を伝えてあげるだけでも、安心感が生まれてきます

子供自身がそういった人との繋がりを感じられるように、周りの人の存在を伝えてあげましょう

 

そして、今度は自分が周りの人を支える存在になる事の大切さも伝えてあげたいですね

頑張りすぎない事も大切

子供のストレスを気にして親が頑張りすぎてしまい、結果として親のストレスが溜まってしまう事もあります。

なので、親も頑張り過ぎない

という事も、とても大切です。

 

もし、子供に対して色々と提案してもやってくれなかったとしても、それも受け入れてあげましょう。

また、子供につい感情的に怒ってしまったとしても、それも仕方のない事です。

 

親も人間ですので時には失敗する事や間違ってしまう事があります。

その時は後で素直に子供に謝れば大丈夫!!

 

「子供のペース」、「親のペース」で頑張り過ぎず、出来る事からやっていきましょう。

 

ストレスは「頑張り過ぎのサイン」である事もあります。

疲れたら無理せずに、少し力を抜いていきましょう!

子供のストレスへの向き合い方まとめ

大人も子供も、ストレスは環境の変化などにより心に負担がかかっているサインです。

 

無理に頑張ろうとせず、心の中と向き合ってゆっくり解決法を見つけていきましょう。

 

また、一人で抱えることはせず、信頼できる人に相談をするか「各自治体の相談窓口」「医療機関」など専門家に相談しましょう。




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