子育て

スノーボードで「絶対に転ばせない」上達する教え方について

大人でも始めはバランスを取るのが難しい「スノーボード」

 

滑れるようになるととても爽快感があって人気のウインタースポーツです。

 

毎シーズン、ゲレンデには小さな子供も「スノーボード」を楽しんでいる事が多く

ウチの子供にもやらせてみたい

と思う方も多いのではないでしょうか。

 

今日は私の地元の先輩がやっていた、子供にスノーボードを教える方法が「フラフープ」を使ったとても良い方法でしたので、その内容についてご紹介します。

 

今回紹介する教え方は子供のスノーボードだけでなく、視点を変えると普段の生活にも通じる考えだと感じたので、是非参考にしてみて下さい。

 

子供にスノーボードを教えるのが大変な理由

子供や初心者の方にスノーボードを教えるというのは、想像以上に大変です。

 

その理由として

ポイント

◇普段慣れない横向きで滑る

◇足が固定されている

◇スピード調節が難しそうで怖い

といった事があります。

 

バランスが取れるようになれば怖さも徐々に無くなるのですが、最初の頃は本当に難しいスポーツです。

 

 

また、スノーボードは転ぶとお尻が痛くなったり、立ち上がるのにも慣れない筋肉をつかうためかなり疲れてしまいます。

 

スキーと比べると滑れるまでに時間がかかり、楽しむ前に心が折れてスノーボードを辞めてしまう事が多いです。

 

初心者に効果的なフラフープを使った練習法

そんな「バランス感覚」が難しいスノーボードですが、オススメの練習方法は

 

フラフープを使った練習法です!

 

昨シーズン、私の地元の先輩が、


「一緒にスキーに行こう」


と誘ってくださいまして、何組かの家族でスキー・スノーボードを一緒にやりました。

 

その中の子供がスノーボードデビューをしたいということで、その子に先輩がレッスンをする事になりました。

 

その方法がとても面白いやり方でした。

 

まず、おもちゃ屋さんなどに売っているフラフープを使ってスノーボードをします。

 

本当に下記のような普通のフラフープです。

 

そのフラフープの中にスノーボードを装着した子供を中に入れ、フラフープを子供に両手で捕まらせます


(体は横を向いた滑る姿勢です)

 

そして、大人が後ろからフラフープを掴んでゆっくりとゲレンデを降りていきます。

 

子供はフラフープを掴んでいるので

 

転ぶことなく横を向いて滑るという感覚を身に付けることができます。

 

そのやり方で数時間一緒に滑って慣れてきたら、中の子供にフラフープから少し片手を離すように指示をします。

 

そのうちしばらくすると、

 

フラフープを外しても自分で滑れるようになっています!!

 

しかも、初心者によくある膝が伸びて腰が引けている姿勢ではなくて、板の上に重心を置いてしっかりバランスを取っていました!!

 

まずは楽しさを感じさせる事が大切

滑れるようになったと言っても、やはり何度かは転んでしまいます。

 

しかし、その子はすぐ立ち上がり何度も滑っていってどんどん上達していました。

 

先輩に「この教え方凄いですね」と聞いたところ、先輩は

 

「最初は絶対に転ばさないことが大事!!」

 

と言ってました。

 

よく、「スキーやスノーボードではまずは転び方を教える」という事をやります。

 

もちろん、正しい転び方を最初に教えるということは必ず必要だと思います。

 

正しい転び方をしらないと、転んだ時に手を付いてしまいケガにつながってしまうからです。

 

ただ、インストラクターの資格などを持っていない人から教わる時は、転び方を教えた後

 

「あとは転びながら滑って覚えよう!!」

 

と言って、ひたすら滑らせる事が多いです。

 

実際に私がスノーボードを覚えた方法がそうでした…(笑)

 

転ぶということは最初のウチは必ず通る道なのですが、

 

子供や初心者にとって何度でも転んでいると、だんだんやるのが嫌になってしまいます

疲れている子供のイラスト(男の子)

 

そこでフラフープに捕まって滑ることにより、転ばずにスノーボードを楽しむことができます。

 

そして、

 

「スノーボードが楽しい!!」

 

と感じてから、フラフープをそっと外してあげる事が重要です。

 

最初は転んでもその楽しさの方が気持ちで優っている分、すぐに立ち上がって再び始める事が出来るのだと思います。

 

先輩が言っていたのですが、とある高校でスキー教室に来た時に、その様子に大変驚いたそうです。

 

都会の方から学年でスキー教室に来ていたのですが、ホテルからゲレンデまで多少距離がある状況でした。

 

そんな中で全員で列になってスキー靴を履いて、さらに肩にスキーを担いでおよそ1 km ほどの距離を歩いていたそうです。

 

スキーを経験された方はご存知だと思いますが、スキー靴というのは非常に歩きにくいものです。

 

そんな状況の中で肩にスキーを担いで歩くというのは相当体力も使いますし、足も痛くなってきます。

 

集団行動ということでそういった行動をしてるのかもしれませんがそれでは始める前にテンションも体力も下がってしまいます。

 

「ホテル側でスキーだけでも運んであげたり、何か工夫が出来ないのかなぁ」と先輩は思ったそうです。

 

楽しさを先行させないとやる気が無くなってしまい、上達も遅くなってしまう事例でした。

 

まとめ

今回の「スノーボードを教える際に、フラフープに入れて教える」という方法を紹介しました。

 

「フラフープ」以外にも、「ハーネス」という紐を使った練習方法も別の記事で紹介していますので、よろしかったらそちらもご覧下さい。

 

関連記事:ハーネスを使った子供のスキー上達法

 

スキー場によってはフラフープを持ってリフトに乗るというところがダメと言われる可能性もありますので、始めはキッズパークのような練習する場所でやってみると良いのではないでしょうか。

 

初心者の方が 楽しくそのスポーツの魅力を感じられるように、是非楽しんでやってもらえたら幸いです。

 

滑り方さえ覚えてしまえばあとはやりながら上達していけるので、まずは最初の段階を上手く乗り越えましょう。

 

↓こちらのサイトでは私がよく行くゲレンデが紹介されていますので、是非ご覧ください。

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